電話占い HOME > 占いの基礎知識 > ルノルマンカード
18~19世紀にかけてフランスで活躍した有名占い師、マドモアゼル・ルノルマンに由来して名付けられた占いカードです。
全36枚で構成されたデッキが一般的です。
身近な概念をモチーフにしたシンプルでわかりやすい絵柄で、1枚のカードにひとつのシンボルが描かれています。
カード作家のイマジネーションにより、エキストラカードとして新しいシンボルのカードが加えられたデッキをはじめ、多数のオリジナルカードが存在します。
カードサイズは小ぶりのトランプタイプで、手の小さな人にも扱いやすいでしょう。
占いの内容により、いろいろな並べ方(展開法・スプレッド)があり、占い師は質問内容によりふさわしいスプレッドを選びます。
ルノルマンカード最大の特徴は、36枚全てを並べて占う「グランタブロー(大きな絵)」という展開法です。
相談者の人生の一場面を切り取った「絵画」として読み解いていきます。
相談者の置かれている現状を多角的に読み解くことが出来る展開法です。
特に必要ありません。
ただ、展開されたカードのシンボルについて、占い師が相談者へ「逆質問」をすることがあります。
その際は相談者が「思い当たる事」を積極的に答える事で、より一層深いリーディングができます。
人の気持ちや関係する人間関係の現状、いま現在の状況を形成した過去、3ヵ月先くらいまでの未来を占うのが得意な占い方法です。
シンプルなカードなので、質問に対する答えが具体的で現実的に出ます。
ポジティブになれるカードと言えるでしょう。